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画像はイメージです。
こんにちは。
今の私の顔色、悪いですか?
……はい、正直に言います。足がガクガク震えています。
今回目指したのは、栗東(りっとう)市の山頂近くに鎮座する「金勝寺(こんしょうじ)」。
地図で見ると「天空の寺」のような美しい場所にありますが、そこへ至る道はまさに「試練」でした。
「対向車、絶対に来るなよ…!?」
祈るようにハンドルを握り、顔面蒼白・冷や汗をダラダラ流しながら登った標高600m。
「私に運転できるかな…」と何度も心が折れかけました。対向車を予測して対向できるところをチェックしながら進みます。
しかし、車を降りた瞬間、その疲れは一瞬で吹き飛びました。
下界の音が一切届かない、雲上の静寂。
聞こえるのは、風が森を渡る音と、自分の心臓の音だけ。
「ああ、ここは苦労してでも来る価値がある」
この記事では、たどり着けないかもしれない(?)やばりゃなきゃいけない?難所・金勝寺への「スリル満点のアクセス情報」と、その先に待つ「究極の癒やし」をレポートします。
運転に自信がない方も、この記事で予習すれば大丈夫。いざ、天空の聖地へ!🚗☁️🙏
目次
🚗 試練の道。「酷道」を越えた者だけが見れる景色
正直に言います。
金勝寺への道は、運転初心者には「冒険」レベルです。
「対向車、来ないでくれ……!」
カーブミラーを凝視し、ガードレールのない崖側にヒヤヒヤしながら進むこと約20分。
すれ違い(離合)が難しいポイントも数カ所あり、まさに冷や汗ダラダラ顔面蒼白。
しかし、高度が上がるにつれて空気は澄み渡り、木々の隙間から琵琶湖が見えた瞬間、その恐怖は「期待」へと変わります。
「この道の先に、一体何があるんだ?」
選ばれし者(と、運転を頑張った者)だけがたどり着ける場所。
それが、天空の聖地・金勝寺です。
🙏 天空の宝物庫。静寂の中に佇む「重要文化財」たち

駐車場に車を停め、震える足で参道へ。
そこには、下界とは明らかに違う「濃密な静寂」が待っていました。
杉の大木、苔むした石段、そして古びた仁王門。
聞こえるのは、標高600mの風の音だけ。
そして、驚くべきは「仏像」の凄さです。
この山奥のお寺には、国や県の重要文化財がゴロゴロと(失礼、大切に)安置されています。
- 木造釈迦如来坐像(重要文化財): 平安時代の作。その穏やかな顔を見ていると、道中の恐怖なんてどうでもよくなります。
- 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう): 迫力満点の姿。この山の厳しさを体現しているようです。
「なぜ、こんな不便な場所に、これほどの宝が?」
それはここが、古くから修験道(修行)の聖地であり、鬼門を守る要所だったから。
ただ静かなだけじゃない、歴史の重みが肌にビリビリ伝わってきます。
金勝寺(こんしょうじ)の概要データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名称 | 金勝寺(こんしょうじ) |
| 鎮座地 | 滋賀県栗東市荒張1394 |
| 拝観料 | 500円(入山料) |
| 駐車場 | あり(無料・広いですがここまで来るのが大変) |
| 注意点 | 冬期(12月〜3月頃)は積雪・凍結のためアクセス困難 |
【当ブログ独自評価】静寂度スコア
静寂度スコア:★★★★★ (5/5点)
【専門家分析】
ここは「天空の孤島」です。車の音は皆無。
ハイキング客がいることもありますが、基本的には森と風の音に包まれています。
アクセスが困難な分、たどり着いた時の「隔離された感覚」は滋賀県内でも随一。瞑想するには最高の環境です。
🚗 アクセス:覚悟を決めてハンドルを握れ
公共交通機関はありません。
「車」一択ですが、その道のりは決して甘くありません。
【車でのアクセス】金勝山(こんぜやま)の林道へ
- ルート: 「道の駅 こんぜの里りっとう」を目指し、そこからさらに林道を登ります。
- 難所: 道幅が狭く、ブラインドカーブ(先が見えないカーブ)が続きます。昼間でもライト点灯推奨。
- 駐車場: お寺の前に舗装された参拝者用の広い駐車場があります。ここまで来れば一安心です。
🚅 新幹線・JRで楽々アクセス
🚌 高速バスで交通費を節約
🚗 難所の山道へ挑むならレンタカー
まとめ 🗺️
旅の終わりに:恐怖の先にある感動
いかがでしたか?
金勝寺への道は、確かにスリル満点です。
でも、その恐怖を乗り越えた人だけが得られる「絶景」と「静寂」が、ここにはあります。
【最終チェック】
運転に自信がない方は、運転上手な友人を誘うか、軽自動車で挑むのが吉。
どうかご安全に、天空の聖地を目指してください!
👑 金勝寺の歴史をもっと深掘り!
山道のスリルだけではありません。
金勝寺は、あの「東大寺」の良弁(ろうべん)僧正が開いたとされる、由緒正しきお寺。
そして、ここにはある「鬼門」の秘密が隠されています。


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