【奈良】室生寺の国宝五重塔と美仏!奥の院への「700段」と最新情報|歴史見どころ

奈良 室生寺 金堂とご五重塔 奈良の神社仏閣・パワースポット

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奈良 室生寺 御朱印と金堂
女人高野・室生寺。その静けさは、訪れる人の心の澱(おり)を静かに沈めてくれます。

こんにちは!
前回の記事で、「回転焼きを買って駐車場を無料にする」という裏技を駆使し、無事に室生寺へ到着したみなさま。
(まだの方は、お得に参拝するためにアクセス編をチェック!)

太鼓橋を渡り、境内へ一歩足を踏み入れると、そこは別世界。
杉木立に囲まれた境内は、冬の冷たく澄んだ空気に満ちていました。

「美しい……」

「凄い」ではなく、自然と「美しい」という言葉が漏れてしまう場所。
今回は、私が時を忘れて見入ってしまった仏様のお顔や、「現在は行くことができない奥の院」の最新事情まで、室生寺の深淵なる魅力をレポートします。


📜 なぜ「女人高野(にょにんこうや)」なのか?

奈良 室生寺 案内板
厳格な高野山に対し、女性を優しく受け入れた室生寺。その慈悲深さが、今も境内の空気に残っています。

その昔、弘法大師が開いた「高野山」は、厳しい戒律により女性の立ち入りを禁じていました。
それに対し、ここ室生寺は、女性の参拝を広く受け入れたことから「女人高野」と呼ばれ、親しまれてきました。

男性的な力強さを持つ高野山に対し、室生寺全体に漂うのは「女性的な優しさと美しさ」
建物も仏様も、どこか繊細で柔らかな雰囲気をまとっています。


📸 写真で巡る!室生寺の「国宝」と静寂

私が訪れたのは冬の平日。
参拝者はほとんどおらず、広大な境内をほぼ貸し切り状態で歩くことができました。

① 俗世との結界「太鼓橋」と「仁王門」

奈良 室生寺 太鼓橋
室生川にかかる朱塗りの太鼓橋。ここを渡ると、空気が「ピン」と張り詰めるのを感じます。

清流・室生川のせせらぎを聞きながら橋を渡り、仁王門へ。
このアプローチだけで、心が徐々に洗われていくようです。

奈良 室生寺 仁王門①
鮮やかな朱色の仁王門。ここをくぐると、いよいよ仏様たちの住まう聖域です。

② 魂を持っていかれる美しさ。「本堂」の仏様

階段(鎧坂)を登った先にあるのが、国宝の金堂でさらに石段を登った先にあるのが本堂です。

奈良 室生寺 金堂
山に抱かれるように建つお堂。華美な装飾はなく、木造建築の「美」が際立ちます。

お堂の中に入り、ご本尊の「如意輪観音菩薩像(にょいりんかんのんぼさつぞう)」と対面した瞬間。
大げさではなく、時間が止まりました。

「あぁ、本当に笑っておられる……」

今まで見たどの仏様とも違う、すごく穏やかで、全てを包み込むような表情。
ただ座ってお顔を見ているだけで、吸い込まれそうな感覚に陥りました。
「このまま極楽浄土に連れていかれそう(笑)」なんて冗談が頭をよぎるほど、強烈な引力と魅力を持った仏様でした。

③ 日本最小の国宝。「五重塔」

奈良 室生寺 五重塔①
高さ約16メートル。屋外に建つ五重塔としては日本最小の国宝です。

さらに石段を登ると現れるのが、室生寺のシンボル「五重塔」。
小さい! でも、ものすごく端正で凛としています。
「弘法大師が一夜にして建てた」という伝説も頷ける、神秘的な佇まい。
下から見上げると、杉の木漏れ日と相まって、神々しさが半端ではありません。

⚠️ 重要:今は「奥の院」へ行けません!

本来なら、五重塔の横からさらに約400段の石段を登り、「奥の院」へ向かうのが室生寺の醍醐味です。
しかし、🚧 通行止め情報(倒木被害) 【2026年1月 現在】 五重塔から先。

🚧 通行止め情報(倒木被害)

五重塔から先、奥の院へ続く参道は、倒木の影響により立ち入り禁止になっていました。
お寺の方に復旧の見込みを伺いましたが、「現時点では目処が立たない」とのこと。
奥の院を楽しみにしている方は、事前に公式サイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。

残念ではありましたが、その分、本堂や五重塔の周りでゆっくりと時間を過ごすことができました。
「また来なさい」と仏様に言われているのかもしれませんね。

🤫 【歴史専門家の分析】室生寺の「美」の正体

なぜ室生寺はこれほどまでに「美しい」と感じるのか。
それは、建物が「自然を征服していない」からです。
多くの寺院は山を切り開いて平地を作りますが、室生寺は山の地形に逆らわず、木々や岩の隙間にそっとお堂を置いています。
自然と信仰が一体化したこの謙虚な姿勢こそが、見る人の心に「安らぎ」を与える正体なのです。


まとめ:静寂の中で「仏様と対話」する贅沢

奥の院には行けませんでしたが、それでも室生寺の満足度は満点でした。
むしろ、人が少なく静まり返った境内で、あの美しい観音様と向き合えた時間は、何物にも代えがたい体験です。

「凄いもの」を見に行くのではなく、「美しい時間」を過ごしに行く。
室生寺は、そんな大人の旅にふさわしい場所でした。
ぜひ、よもぎの回転焼きを片手に、この深山幽谷の聖地を訪れてみてください。

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