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甲賀の里山にひっそりと佇む、櫟野寺(アクセス・基本情報は記事1を参照!)。
本堂に入った瞬間、目の前に現れる高さ3メートルを超える巨大な観音様に、言葉を失いませんでしたか?
「どうしてこんな山奥に、日本最大級の仏像があるの?」
「櫟(いちい)の木に込められた伝説って何?」
実は、このお寺の歴史は、日本仏教の父・最澄(さいちょう)が、ある一本の霊木と出会ったことから始まっているんです。
この記事では、櫟野寺に伝わる壮大な創建伝説と、20体もの重要文化財が並ぶ宝物殿の凄さを徹底深掘り!歴史を知れば、あの静寂な空間が、千年の祈りが積もった濃密なパワースポットに見えてくるはずです。
目次
櫟(いちい)の木が生んだ奇跡!最澄と櫟野寺の創建伝説 🌳

名前の由来は「木」?最澄が感じた霊気
櫟野寺(いちのてら)というちょっと変わった名前、気になりますよね?
実はこれ、平安時代の初め、日本に天台宗を広めたあの最澄(さいちょう)が、この地を訪れた時のエピソードに由来しているんです。
【伝説の始まり】
延暦寺を建てるための材木を探して旅をしていた最澄は、この山で不思議な光を放つ一本の巨大な「櫟(いちい)」の木を見つけました。「ここには神仏が宿っている!」と直感した最澄は、なんとその木をそのまま使い、一刀三礼(一彫りするごとに三度拝むこと)して観音様を彫り上げたと言われています。
つまり、櫟(いちい)の木から生まれたお寺だから「櫟野寺」。シンプルですが、この土地の自然そのものが信仰の対象だったことがわかる、素敵な由来ですよね。
圧巻の迫力!日本最大級の「秘仏」十一面観音坐像 🙏
3メートル越え!見上げるほどの慈悲
本堂の中央に鎮座するのが、ご本尊の十一面観音菩薩坐像(じゅういちめんかんのんぼさつざぞう)です。
目の前に立った瞬間、その大きさにきっと息を呑むはずです。
像の高さは3.12メートル。台座や光背を含めると、さらに巨大になります。「座っている仏像(坐仏)」としては、日本最大級の大きさを誇る重要文化財なんです。
【静寂の対面】
この観音様は、普段は厨子(ずし)の扉が閉じられている「秘仏」ですが、春と秋の特別公開時にはそのお姿を拝むことができます。
(※公開時期以外でも、お前立ちの仏像や、その圧倒的な気配を感じることはできます!)
薄暗いお堂の中で、巨大な観音様と静かに向き合う時間は、言葉では言い表せないほどの安心感とパワーをもらえますよ。
まるで美術館!重要文化財がズラリと並ぶ宝物殿 ✨
櫟野寺がすごいのは、ご本尊だけじゃありません。境内にある宝物殿(ほうもつでん)は、仏像ファンならずとも必見のスポットです。
平安仏教の宝庫
ここには、平安時代に作られた重要文化財の仏像がなんと20体も安置されています!
薬師如来、毘沙門天、地蔵菩薩……。これほど多くの優れた仏像が、博物館ではなく、元々あったお寺の中に今も残されているのは、本当に奇跡的なことなんです。
【推しポイント】
観光地化されたお寺と違い、ここは人が少なく静かです。ガラス越しではなく、仏像と同じ空間で呼吸ができるような距離感で拝観できるのも、秘境・櫟野寺ならではの贅沢な体験です。
まとめ 🗺️

旅の終わりに:巨像のパワーと里山の静寂を持ち帰る
お疲れ様でした!櫟野寺は、最澄の伝説から始まる古い歴史と、圧倒的な存在感を放つ巨大な観音様に守られた、滋賀屈指のパワースポットだと分かりましたね。
【最終チェック】 里山の静けさの中で、日本最大級の仏像と向き合った経験は、きっとあなたの心に太く強い「安心の柱」を立ててくれたはずです。
👑 櫟野寺の旅を完璧にする!
この素晴らしい体験を、休息と次の旅へ繋げましょう。


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