【滋賀】円満院門跡は皇室ゆかりの寺！名勝庭園と宸殿の魅力・アクセス

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こんにちは！
突然ですが、「門跡（もんぜき）」という言葉をご存じですか？

これは、皇族や公家が住職を務めた、格式高い寺院のこと。
つまり、そこには一般的なお寺とは違う、「高貴な香り」と「雅（みやび）な静寂」が漂っています。

滋賀県大津市、有名な三井寺（みいでら）のすぐお隣。
ひっそりと、しかし凛とした空気を放っているのが「円満院門跡（えんまんいんもんぜき）」です。

「三井寺には行くけど、ここは素通りしちゃう……」

もったいない！あまりにももったいないです！三井寺の喧騒から逃れられる穴場です。
ここには、国の名勝にも指定された「息をのむほど美しい庭園」があり、部屋の中からその景色を眺める時間は、まさに殿上人（てんじょうびと）の気分。

この記事では、皇室ゆかりの美意識に触れる「円満院の見どころ」と、迷わずたどり着くための「アクセス・駐車場情報」を徹底ガイドします。
三井寺の賑わいから一歩離れて、極上の静寂を味わってみませんか？🍁🍵🚶‍♂️

1 🚃 電車で行く「雅」な旅。最寄り駅からのルート
2 🚗 車派は要チェック！駐車場事情
3 🍁 国の名勝・宸殿（しんでん）庭園の美学
4 🏯 円満院門跡（基本データ）
- 4.1 【当ブログ独自評価】静寂度スコア
5 まとめ 🗺️
- 5.1 滋賀旅の計画ツール
- 5.2 旅の終わりに：皇室の美学に触れる
6 👑 円満院の深淵なる歴史と心

🚃 電車で行く「雅」な旅。最寄り駅からのルート

円満院門跡へのアクセスは、風情ある路面電車（京阪電車）を使うのがおすすめです。

📍 最寄り駅：
京阪石山坂本線「三井寺（みいでら）駅」

駅からお寺までは、徒歩約10分。
疏水（そすい）沿いの桜並木や、歴史ある町並みを眺めながら歩くことができます。
三井寺を目指して歩き、三井寺の入り口（仁王門）の手前を少し北側へ進むと、円満院の入り口が見えてきます。

【ワンポイント】
「大津市役所前駅」からも歩けますが、少し距離があります。
「三井寺駅」からの方が、観光気分が高まるルートなのでおすすめです。

🚗 車派は要チェック！駐車場事情

車で訪れる場合、駐車場選びが重要です。
円満院門跡には独自の駐車場がありますが、初めての方には少し分かりにくいかもしれません。円満院門跡の青い看板が見えたらそこから境内へ入り左側が駐車場です。

🅿️ 円満院参拝者用駐車場
境内に30台ほどとめられるスペースがあります。
ただし、行事がある際や混雑時は満車になることも。

🅿️ おすすめの裏ワザ：三井寺観光駐車場
もし円満院の駐車場が分かりにくい、または満車の場合は、すぐ隣にある「三井寺の観光駐車場（500円/2025年12月現在）」を利用するのが一番スムーズです。
収容台数が多く（約350台）、そこから歩いてすぐなので、三井寺とセットで参拝するならこちらが断然便利です。

🍁 国の名勝・宸殿（しんでん）庭園の美学

円満院の最大の見どころ、それが「宸殿（しんでん）」と、その前に広がる「名勝庭園」です。

宸殿とは、天皇や皇族が住まう建物のこと。
重要文化財に指定されているこの建物は、なんと京都御所から移築されたものだと言われています（諸説あり）。
一歩足を踏み入れれば、襖絵や建築の細部に、圧倒的な気品を感じるはずです。

そして、そこから眺める庭園。
池泉鑑賞式（ちせんかんしょうしき）と呼ばれるスタイルで、部屋の中に座って眺めるために設計されています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色。
まるで一枚の絵画のような景色を、静寂の中で独り占めできる贅沢。
これこそ、門跡寺院ならではの楽しみ方です。

🏯 円満院門跡（基本データ）

項目	詳細
名称	円満院門跡（えんまんいんもんぜき）※リンクは公式ページ
所在地	滋賀県大津市園城寺町33
拝観料	大人 500円 / 中高生 250円 / 小学生無料（※特別拝観時は変更の場合あり）
拝観時間	9:00〜17:00
駐車場	あり（無料/台数少なめ） ※三井寺観光駐車場（有料）の利用も便利