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こんにちは!
前回は、信楽の森にひっそりと佇む新宮神社の「究極の静寂」についてお話ししました。
「あんなに静かな場所なら、神様ものんびり昼寝してそうだな〜」
なんて思ったそこのあなた。
甘いです。大間違いです。
実はここの神様、年に一度だけ、とんでもなく「熱い」姿を見せるんです。
まさに「ギャップ萌え」の最高峰。普段のキャップ萌えはもう萌ではないですよ。
毎年7月に行われる「しがらき火まつり」。
普段は鳥の声しか聞こえない参道に、なんと700本以上もの松明(たいまつ)が押し寄せます。
漆黒の闇夜を切り裂く、延々と続く炎の帯。
飛び交う火の粉と、男たちの掛け声。
「えっ、ここ、あの静かな神社と同じ場所!?」
そう疑いたくなるほどの熱狂が、そこにはあります。
この記事では、新宮神社が秘めている「激しい情熱」と、1200年前から続く「聖武天皇との深い絆」について深掘りします。
静けさを知っているからこそ、その炎はより美しく見える。
火傷しそうなくらい熱い、信楽の夜へご案内します!🔥🏮
目次
提灯(ちょうちん)じゃない。「生きた炎」が走る夜 🔥

画像はイメージですAI作成
日本にはたくさんの「火祭り」がありますが、信楽のそれは一味違います。
安全な提灯行列ではありません。
松の木で作った「松明(たいまつ)」に火を灯し、それを人間が担いで走るのです。
【圧倒的なビジュアル】
愛宕山(あたごやま)の山頂から、麓の新宮神社へ。
暗闇の中を、700本以上の炎が帯となって下りてくる光景は、まるで「炎の龍」が山を這っているよう。
パチパチと爆ぜる音、熱気、そして松が燃える匂い。
新宮神社の境内に全ての松明が集結し、巨大な炎の塊となった時、静寂の森は「神域」としての凄みを最大限に発揮します。
普段の静けさを知っている人ほど、この夜の光景には言葉を失うはずです。
歴史ロマン:ここは「奈良の大仏」の故郷だった? 🏛️

画像はイメージです、AI作成
「なぜ、こんな山奥(失礼!)に、これほど立派な重要文化財があるの?」
その答えは、奈良時代(700年代)にあります。
歴史の授業で習った「聖武天皇」。彼が一時的に都を置いたのが、ここ信楽の「紫香楽宮(しがらきのみや)」でした。
知られざる「幻の都」の守護神
実は聖武天皇、あの有名な「大仏(東大寺)」を、最初はここ信楽で作ろうとしていたんです。
(※途中で山火事や地震が起きて、結局奈良に作ることになったという切ない歴史があります。もし紫香楽にって思うと興味がわきますね。)
この新宮神社(笹羅宮)は、そんな国家プロジェクトの中心地だった紫香楽宮の「守護神」として祀られた場所。
つまりここは、ただの田舎の神社ではなく、かつて日本の中心を守っていた「エリート神社」なんです。
【なるほどポイント】
境内に漂う、どこかピリッとした緊張感。
それは、都を守り続けてきた神様のプライドが、1200年経った今も残っているからなのかもしれません。
ご利益:燃やして、流して、再スタート 🔄
この神社が持つパワーは、大きく分けて2つあります。
- 静寂による「リセット」: 普段の深い森の静けさは、心のノイズを消し去ってくれます。
- 炎による「浄化」: 火祭りのエネルギーは、厄や迷いを焼き尽くす力強さを持っています。
【こんな人におすすめ】
「最近、なんとなく停滞している」
「過去の失敗を引きずっている」
そんな時こそ、新宮神社へ。
静寂で心を整え、神様の炎(情熱)を少し分けてもらう。
ここは、人生の「再起動(リスタート)」を切るには最高のパワースポットです。
まとめ 🗺️
旅の終わりに:静と動、両方を知る贅沢
いかがでしたか?
新宮神社は、「静かな癒やし」と「激しい情熱」の両方を持った、奥深い場所でした。
タヌキの置物に隠れがちですが、この神社の歴史ロマンを知れば、信楽という街がもっと好きになるはずです。
【最終チェック】
幻の都に思いを馳せながら、重要文化財の前に立ってみてください。
きっと、教科書には載っていない「歴史の風」を感じられるはずですよ。
👑 新宮神社の旅を完璧にする!
歴史でお腹いっぱいになった後は、本物のお腹も満たしましょう!
信楽といえば、やっぱり器。そしてその器で食べる美味しいご飯です。
次回は、参拝後に立ち寄りたい、おしゃれなカフェと隠れ宿をご紹介します。


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